えひめ国体、あす30日開幕 10月10日まで
第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」が30日に開幕する。28日には松山空港とJR松山駅に総合案内所がオープンし、来県した選手団や観光客らが会場へのアクセスや観光情報に目を通した。
松山空港の到着ロビーでは午前8時半から、県や松山市の職員とボランティアスタッフが選手らを出迎えた。ブースには愛媛国体と全国障害者スポーツ大会の観戦情報をまとめたハンドブックやバスの時刻表、市町の観光パンフレットなどを用意。卓球の福島県選手団に、会場となる宇和島市の名所を伝えたり、立ち寄った観光客にハンドブックを手渡したりしていた。
10月1日から新居浜市で行われるセーリング成年男子に出場する東京都の村田俊彦さん(24)は「飛行機から見た海や島がきれいで、愛媛でヨットに乗れるのが楽しみ。パンフレットを見て自由時間にどこに行くか考えたい」と声を弾ませた。
愛媛国体の総合開会式は9月30日、松山市上野町の県総合運動公園で開かれ、30日から10月10日までの11日間、35の正式競技と特別競技の高校野球を実施する。